仕様と根拠
宛先の読み取り
RFC 5322 の 3.4.1 節では、メールアドレス(addr-spec)を「ローカル部 @ ドメイン」と定めています。この道具は一般的な形(ローカル部は英数字と . _ % + -、ドメインは英数字と - のラベルを . でつなぎ最後は英字 2 文字以上)のアドレスを、行の頭の To・Cc・Bcc ごとに読み取ります。
照合の内容
ドメインを大文字小文字を区別せずに比べ、許可ドメインにあれば「許可ドメイン」、なければ「社外ドメイン」、要確認に指定したものは「要確認ドメイン」とします。さらに、許可ドメインと隣り合う 2 文字の入れ替えを含む 1 文字違いの綴りは、打ち間違いの可能性として備考に出します。同じアドレスが複数回あれば重複として警告します。
保証しないこと
この表は、入力した許可ドメインとの機械的な照合です。同じドメインの別人、許可ドメインを装ったなりすまし、宛先の取り違えそのものは見つけられません。誤送信が防げることは保証せず、送信前の見直しを助けるものとして使います。
根拠にした仕様・資料
| 仕様・資料 | 確認日 | 使った箇所 |
|---|---|---|
| RFC 5322 Internet Message Format | 2026年10月29日 | 3.4.1 addr-spec = local-part "@" domain、domain = dot-atom / domain-literal / obs-domain。3.2.3 dot-atom。ドメイン部の大文字小文字の正規化の規定は RFC 5322 にない(一般的な運用として区別しない比較を採用)。WebFetch で先頭 100,000 字を確認。IPA の公式な宛先確認様式は WebSearch で見つからず未使用 |
指摘の段階
- エラー: 仕様に反していて、正しく読めない・処理できない入力です。
- 警告: 読めるものの、仕様の推奨に反する・矛盾する・意図と違う結果になりやすい入力です。
- 情報: 誤りではありませんが、知っておくとよい扱い(読み飛ばした部分や解釈)です。
入力の扱い(送信しない仕組み)
処理はすべてお使いのブラウザの中で行います。処理の本体はこのサイトから配信する小さなスクリプト(/app.js)で、外部のサービスやライブラリを読み込みません。ページはブラウザに通信を禁止させる設定(Content-Security-Policy の connect-src)つきで配信しており、入力した内容がサーバーや第三者へ送られることはありません。ファイルを選んだ場合も、端末の中で読み込むだけです。
このツールでできないこと(制約)
- ドメインの綴りの近さは、6 文字以上のドメインの 1 文字違いと隣り合う文字の入れ替えだけを見ます。大きく違う綴りや、似た文字(1 と l など)の判別はしません。
- 「山田 <yamada@example.com>」のように表示名が付いた形からは、アドレス部分だけを読みます。表示名と実際のアドレスの食い違いは調べません。
- サブドメイン(mail.example.com)は許可ドメイン(example.com)とは別のドメインとして扱います。必要なら許可ドメインにサブドメインも入力してください。
ご利用にあたって
- この照合は送信前の見直しの補助です。宛先が正しいかの最終確認は、必ず送信する本人が行ってください。
- 宛先には個人情報が含まれます。ブラウザの外には送信されませんが、画面の共有やスクリーンショットにご注意ください。